「食事制限しているのに、まったく体重が減らない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は痩せない原因は努力が足りないからではなく、思い込みや気づかないうちに身についている習慣によるものがほとんどです。
頑張っているのに結果が出ないと感じている方こそ、一度立ち止まって見直してみることが大切です。
この記事では、食事制限をしても痩せない理由をわかりやすく解説し、具体的なチェック方法や改善のヒントをご紹介します。
正しい知識を身につけることで、これまでの努力をムダにせず、効率よく理想の体型に近づいていけるはずです。
悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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食事を減らしても痩せない・むしろ太る理由
食事を減らしても痩せない理由として考えられるのは以下の5点です。

食事制限をするだけで痩せるには限界があります。
むしろ太る原因となる可能性もあるため、正しい方法を理解したうえで取り組みましょう。
実は摂取カロリーが高い
食事を減らしても体重が落ちないときは、思っている以上に摂取カロリーが多い可能性があります。
- 摂取カロリー
⇒食べ物や飲み物を通して体に取り込まれるエネルギー - 消費カロリー
⇒基礎代謝や日常の動き・運動などで使われるエネルギー
摂取カロリーが消費カロリーを上回っている場合、残ったカロリーは体に蓄えられるため痩せません。
たとえば、ヘルシーだと思って選んだサラダでも、ドレッシングやトッピング次第で200kcal以上になることもあります。
カフェラテに砂糖が入っていたり、つまみ食いが意外に高カロリーだったりと、気づかないうちにオーバーしていることが多いのです。
※参考:農林水産省
栄養バランスが偏っている
食事を減らしても体重が落ちないときは、栄養バランスの偏りも原因のひとつです。
糖質や脂質は太る原因として制限している方も多いですが、これらも体をつくる大切な栄養素です。
たとえば、カロリーを抑えたつもりでサラダや蒸し鶏ばかりを食べている場合、糖質(炭水化物)をほとんど摂らないことになります。
糖質は筋肉を動かすためのエネルギー源であり、筋肉を維持するうえでも欠かせません。
極度に制限すると筋力が低下し、基礎代謝が落ちてしまう可能性があります。
さらに栄養が偏ると便秘やむくみといった不調も出やすくなり、体重が減らないばかりか、痩せにくい体質へとつながることも。
見た目のカロリーだけで判断せず、栄養のバランスにも目を向けることが大切です。
※参考:国立循環器病研究センター 病院
糖質制限ダイエットをしている方は以下の記事もあわせてご覧ください。
糖質制限ダイエットのやり方は?一日の摂取量の目安やメリット・デメリットを解説
夕食のタイミングが遅い
食事を減らしてもなかなか体重が落ちないときは、夕食をとる時間が遅くなっていることも原因のひとつです。
夜遅い時間に食事をとると、摂取したエネルギーが使われにくいため、余った分が体脂肪として蓄積されやすくなります。
さらに、就寝直前の食事は消化器官に負担をかけるため、睡眠の質を下げる原因です。
夕食のタイミングが遅いことによって睡眠の質が下がると、ホルモンバランスにも影響します。
睡眠時に分泌が多いとされる成長ホルモンには、筋肉の修復や成長を助ける働きがあり、筋肉量が増えると基礎代謝を高めることに期待できます。
食べ物の消化には、おおよそ2〜3時間かかるとされているため、夕食のタイミングが遅い方は改善しましょう。
朝食を抜いている
朝食を抜くことは、ダイエットの成果が出にくくなる原因のひとつです。
空腹のまま午前中を過ごすと血糖値が不安定になり、昼食時に食べすぎたり間食が増えやすくなります。
また、長時間の空腹状態は体にストレスを与え、「コルチゾール」というホルモンの分泌を促進します。
コルチゾールが増えると体は飢餓状態と判断し、エネルギーを脂肪として蓄積しやすくなるのです。

※参考:名古屋大学
食事制限だけで痩せようとしている
食事制限だけに頼ったダイエットは、痩せにくい体質をつくる原因です。
摂取カロリーを減らすことで、一時的に体重は落ちるかもしれませんが、その過程で筋肉量が減るリスクも高まります。
カロリーを極端に抑えると、体は自分を守ろうとしてエネルギーを蓄えようとするため、消費エネルギーが減ってしまうのです。
また、筋肉量の減少によって基礎代謝も低下し、次第に太りやすい状態につながります。
食事制限による栄養不足はホルモンバランスを乱す要因となり、血糖値の急な変動によって強い空腹感が起こることも。
こうした状態はストレスをため込みやすく、リバウンドのリスクも高めてしまいます。
痩せるためには、適度な食事制限とあわせて筋力トレーニングや日常的な歩行量の増加など、基礎代謝を保つ工夫が欠かせません。
無理なく痩せるために見直す食事制限のポイント
無理なく痩せるために見直す食事制限のポイントは、以下の5点です。

極端な食事制限は続けにくいだけでなく、かえって太りやすい体をつくってしまうリスクもあります。

ダイエット中の食事のポイントについては、以下でも詳しく解説しています。
食事で痩せるダイエットとは?健康的な摂り方・簡単メニューや注意点も紹介
朝食を含めた3食をしっかり取る
朝食・昼食・夕食をしっかり食べ、必要な栄養を摂取しましょう。
とくに朝は忙しかったり、食欲がわかない等で何も食べない方も多いですが、朝食は体の代謝スイッチを入れる大切な役割があります。
起きてから1〜2時間以内に食べることで、体内時計がリセットされ、エネルギーの消費効率が高まりやすいです。
1日3食をきちんと食べることは、血糖値の安定やホルモンバランスを整えるうえでも重要です。
量を増やす必要はありませんが、3食欠かさずとって体のリズムを保ち、痩せやすい体をつくりましょう。
以下の記事では、朝食のポイントについて詳しく解説しています。
ダイエット成功の鍵は朝ごはん!簡単・時短なおすすめメニューと効果的な食べ方を紹介
栄養バランスを考えて献立を立てる
無理なく痩せるためには、栄養バランスを意識した献立づくりも大切です。
体に不足している栄養素があると、うまく脂肪を燃やせなかったり、代謝が落ちたりすることがあります。
栄養バランスの良い献立を考えるには、自分にどんな栄養素が足りていないのか調べましょう。
最近では、スマホアプリでも簡単に食事記録ができるため、不足している栄養素を補うような献立を考えてみてください。
もし「自分で考えるのは難しい」と感じる方は、バランスの取れたレシピをそのまま真似するのもひとつの方法です。
料理本や信頼できるサイトを参考に、負担なく続ける工夫をしましょう。
詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
ダイエットに向いている食べ物は?減量におすすめの食品一覧や効果的な食事管理を紹介
食事の時間を整える
食事の内容だけでなく、食事を摂る時間もダイエット成功の重要なポイントです。
3食の時間を極力毎日同じタイミングにすると、体への負担を抑えられます。
朝は起きてから1~2時間以内、夜は就寝2〜3時間前に摂るのが望ましいです。
また、食事の時間を整えるためにも、食事以外のサイクルも乱さないよう注意しましょう。
たとえば、休日前の夜更かしを控え、朝きちんと起きて朝食を食べるなどです。
忙しいと難しい場合もありますが、「21時までに夕食を済ませる」など、無理のない範囲でルールを設けると習慣化しやすくなります。
間食が多い方は以下の記事もあわせてご覧ください。
ダイエット中の空腹感を乗り切る方法を解説!気を紛らわすやり方やおすすめの食べ物も紹介
食事にタンパク質を取り入れる
ダイエット中こそ、タンパク質をしっかり摂ることが大切です。
肉・魚・卵・大豆製品など、日々の食事にバランスよく取り入れることで、自然と満足感のある食事ができるようになります。
食事を制限することに意識が向きがちなダイエット中だからこそ、しっかり「食べて痩せる」考え方を大切にしましょう。
タンパク質を摂るタイミングは、以下を参考にしてみてください。
- 朝
- 運動後
- 就寝前
タンパク質は肉・魚・卵・大豆製品などの食事に含まれていますが、足りない分はプロテインで手軽に補給しましょう。

名前 | ソイダイエットプロテイン |
特徴 | 動物性原料不使用の植物性由来のプロテイン。 大豆本来の風味を活かしつつ、 毎日飲み続けやすい美味しさを追求。 |
フレーバー | ・バナナ風味 ・杏仁風味 ・ココア風味 ・モンブラン風味 |
内容量 | 500g |
値段(通常価格) | 3,791円 |
\手軽に栄養補給/
プロテインに興味がある方は以下の記事もご確認ください。
プロテインとタンパク質に違いはある?飲むと栄養補給できるのかなども徹底解説
プロテインの選び方を徹底解説!筋トレやダイエットなど目的別におすすめの種類も紹介
有酸素運動も取り入れる
健康的に痩せるには、消費カロリーを増やすことも欠かせません。
有酸素運動は脂肪を効率的に燃やすのに適しているため、自分が取り組みやすいスタイルを取り入れてみましょう。
代表的な有酸素運動は、以下のようなものです。
- ウォーキング
- ジョギング
- ランニング
- サイクリング
- スイミング
- 縄跳び など
毎日ハードな運動をする必要はなく、日常生活の中で「階段を使う」「少し遠回りして歩く」など、小さな動きを意識するだけでも変わります。

自分に合った運動を見つけたい方は以下の記事もご覧ください。
ダイエットに効果的な有酸素運動とは?消費カロリーや自宅で簡単に行える方法も紹介
食事以外で考えられる痩せない理由【状況別】
食事制限で痩せない理由を見ても、心当たりがない方は別の原因があるかもしれません。
以下では「食事を見直したのに体重が減らない」と感じたときに考えられる、痩せにくい食事以外の理由をご紹介します。

いずれも可能性として知っておくことで、次の対策を立てやすくなるため、参考にしてみてください。
一定の体重から痩せない:停滞期
順調に体重が減っていたにもかかわらず、急に減らなくなった場合は「停滞期」の可能性があります。
これは、体が急な体重減少を「危機」と感じ、基礎代謝を下げてエネルギーの消費を抑えようとする防衛反応です。
停滞期は一時的なもののため、正しい生活を継続していれば、やがて体重にも変化が見られるようになります。
停滞期を脱出する方法の一例
- 食事の内容を見直す
- 運動内容を見直す
- チートデイを取り入れる など
痩せないことを悲観せず、健康的な生活を心がけながら、前向きにダイエットを続けていきましょう。
何をしても痩せない:体質
何をしても痩せず、以下の特徴に当てはまる方は、痩せにくい体質の可能性があります。
- 筋肉量が少ない
- 冷え性や低体温
- 便秘がち
- ストレスを感じやすい
- 睡眠の質が悪い
体質には遺伝や筋肉量・腸内環境・自律神経の働きなど、さまざまな要素が関係しています。
元々痩せにくい体質の方は、同じ運動量・食事内容でも消費カロリーが少なめであることが多いため、痩せるのに時間がかかります。
体質の改善例
- 筋トレやストレッチで筋肉量を増やす
- 体を冷やさない生活習慣を心がける
- 腸内環境を整える発酵食品や食物繊維を摂る
- 深い睡眠を意識する(寝る前のスマホを控えるなど)
自分の体質を理解しながら、長期的な視点でコツコツと続けていくことが大切です。

40代から全然痩せない:ホルモンの影響
「昔はすぐ痩せたのに、今は全然かわらない」という方は、更年期による女性ホルモン(エストロゲン)減少が関係しているかもしれません。
ホルモンバランスを整えるには、以下のようなポイントを心がけましょう。
- 規則正しい生活リズム
- バランスのとれた食事
- 適度な運動習慣
- ストレスケア
- カフェイン・アルコールを控える
もし更年期の症状に心当たりがある場合は、病院にかかることもおすすめです。
専門医に相談することで、薬などで緩和できる可能性があります。
※参考:朝日新聞
食べ過ぎてしまう:病気が潜んでいる可能性
「コントロールしているつもりなのに、どうしても食べすぎてしまう」という場合、過食を引き起こす病気や症状が関係していることもあります。
可能性として考えられる病気は以下の通りです。
過食症 | 心理的なストレスや自己否定感からくる食行動の異常 |
---|---|
甲状腺機能低下症 | 代謝が落ち、むくみや疲労・体重増加が起こりやすい |
うつ病 | 気分の落ち込みや過食につながることも |
もちろん、これらは誰にでも当てはまるわけではありません。
ただし「あれ、おかしいな」と感じる場合は、一度医師に相談してみるのも選択肢のひとつです。
痩せない理由を知ればダイエットはもっと楽になる
「これだけ頑張っているのに、どうして痩せないの?」という疑問には、たくさんの答えがあります。
そして、その理由は努力不足ではないことがほとんどです。
体にはそれぞれのリズムがあり、ホルモンや自律神経・筋肉量・睡眠・腸内環境など、さまざまな要因が絡み合って体重は変化します。
食事に気を付けていても痩せないと感じたら、自分の今の状態を正しく知ることが大切です。
痩せない理由がわかれば、少しずつでも改善に向けて行動できます。
焦らず、自分のペースで健康的に痩せる道を見つけていきましょう。