食事制限や筋トレ・水泳をしているのに痩せず、悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
本記事ではダイエットしても痩せない人の特徴・原因や、ダイエット中のNG行動を解説します。
またダイエットしても痩せない人にやってほしい行動やおすすめの食材も紹介するので、最後までご覧ください。
この記事を読めば、なかなか痩せない理由と痩せるためにすべきことが分かるでしょう。
痩せて理想の体型になりたい人はぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
ダイエットしても痩せない人・痩せづらい人の特徴と原因4選
ダイエットしても痩せない人・痩せづらい人の特徴と原因は下記の4つです。
一定の体重から痩せない人は意志が弱いからだと思っているのではないでしょうか?
なかなか痩せないと悩む人はぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
偏った食事を摂っている
ダイエットをしていても、偏った食事を摂っていると効果に期待できません。
なかでも動物性脂肪が多く含まれた食べ物ばかり食べていると太りやすくなることが分かっています。
動物性脂肪の過剰摂取をしていると、食欲の抑制に働くレプチンという物質がうまく分泌されなくなり、満腹感が得られないので、高脂肪の食事をさらに食べ続ける悪循環に陥ります。
引用:医療法人社団 大西病院
【動物性脂肪が多い食品例】
- 脂身の多い肉類
- 加工肉(ベーコンやウインナーソーセージ)
- 乳製品(バターやチーズ)
- チョコレート
- 生クリーム
上記の食材を摂りすぎると痩せないので控えるようにしましょう。
ダイエットの成功には運動と食事のバランスが重要となるため、適切な食事管理が不可欠です。
無酸素運動(筋トレ)をしていない
無酸素運動(筋トレ)をしていないことも、痩せない原因になります。
ダイエットをして痩せたい場合は、食事と同じくらい運動も重要です。
無酸素運動(筋トレ)をするとしないとでは、エネルギーの消費量に倍以上の違いがあります。
筋トレの後にウォーキングや水泳などの有酸素運動をすると、脂肪燃焼を促進するので効率良くカロリーを消費できるでしょう。
痩せやすい身体を作るために、無酸素運動(筋トレ)を取り入れてみてください。
ダイエット中の人におすすめの筋トレは下記で詳しく紹介しています。
>>ダイエットにおすすめの筋トレのメニューを紹介!効率よく痩せるポイントも解説
睡眠不足
一見関係しないようにも思えますが、睡眠不足も痩せない原因の一つです。
睡眠不足になるとホルモンバランスが乱れ、食欲が増大する可能性があります。
食欲を抑えるホルモンであるレプチン分泌は減少し、逆に食欲を高めるホルモンであるグレリン分泌が亢進するため、食欲が増大することが分かっています。
引用:厚生労働省の公式サイト
ダイエットと睡眠は意外なつながりがあるので、痩せたい人は規則正しい生活を送りましょう。
基礎代謝が低い
基礎代謝が低いこともダイエットが成功しない要因になり得るでしょう。
基礎代謝量が低下する原因に筋肉量の減少がありますが、同時に日々の生活や運動で消費するカロリー量も減ってしまう可能性があるためです。
年齢 | 体重(kg) | 基礎代謝量 (kcal/日) |
---|---|---|
15-17歳 | 51.9 | 1,310 |
18-29歳 | 50.0 | 1,110 |
30-49歳 | 53.1 | 1,150 |
50-69歳 | 53.0 | 1,110 |
上記から基礎代謝量は年齢とともに低下していくことが分かります。
筋肉量が減ると基礎代謝が低下し痩せにくい身体につながるため、代謝を上げることが大切です。
ダイエットしても痩せない人のNG行動3選
ダイエットしても痩せない人のNG行動は、下記の3つです。
上記の行動をしている人は、体重が減らないどころかむしろ増えている可能性も。
これらの行動を改善することで、より効率的なダイエットを実現できるでしょう。
極端な食事制限をしている
極端な食事制限をしてもダイエット効果は得られない可能性が高いです。
カロリー摂取を抑えると一時的な体重減少にはなりますが、身体が飢餓状態と勘違いし、脂肪を蓄積しやすくなります。
その結果、体重が減りにくくなるだけでなく、リバウンドのリスクも高まるでしょう。
また食事制限により栄養バランスが崩れることで、筋肉の維持や代謝促進に必要な栄養素が不足し、体調を崩す可能性もあります。
バランスの良い食事を心がけ、ゆっくりと体重を落としていくことが長続きするダイエットの秘訣です。
遅い時間に食事をしている
遅い時間の食事は、ダイエットを妨げる要因になります。
夜遅くに食事をするとエネルギーが消費されにくく、余分なエネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなるのです。
また体内時計の乱れを引き起こし、代謝が低下するため、ダイエットしても痩せにくい体質になってしまいます。
消化や代謝の機能が低下する夜間までに食事を消化させるには、就寝の2~3時間前までに夕食を済ませることが推奨されています。
どうしても遅くなる場合は、軽めの食事にするか、夕方に軽食を摂るなどの工夫をしましょう。
規則正しい食事時間を守ることで、体内時計を整え、効果的なダイエットにつなげることができます。
よく間食をしている
間食の習慣は、知らず知らずのうちに摂取カロリーを増やしてしまう原因となります。
特に、高カロリーで栄養価の低いスナック菓子やスイーツは要注意です。
これらの食品は空腹感を紛らわせるだけで、身体に必要な栄養素をほとんど含んでいません。
間食を完全に禁止するのは難しいかもしれませんが、頻度や量を減らすことが大切です。
どうしても間食が必要な場合は、下記のような低カロリーで栄養価の高い食品を選びましょう。
- 生野菜
- フルーツ
- 無糖のヨーグルト
また水分を十分に摂取することで、空腹感を和らげることもできます。
間食の習慣を見直すことで、より効果的なダイエットを実現できるでしょう。
ダイエットしても痩せない人にやってほしい行動4選
ダイエットしても痩せない人にやってほしい行動は、下記の5つです。
痩せるために炭水化物を取らなかったり筋肉が付くことを避けて筋トレをしなかったりすると、かえって痩せにくくなってしまいます。
一定の体重から痩せないと悩む人やダイエットしているのに痩せない人は、紹介する行動をぜひ意識してみてください。
日々のカロリーコントロールをする
ダイエットで痩せないと感じている人にまず取り組んでいただきたいのが、日々のカロリーコントロールです。
体重を減らすには摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくする必要があります。
しかし、先述したように極端な食事制限は逆効果です。
自分に合った適切なカロリー設定を行い、それを守ることを心がけましょう。
カロリー計算アプリなどを活用して日々の食事を記録することで、より正確なカロリーコントロールが可能になります。
ダイエット中の食事については下記で詳しく解説しています。
>>食事で痩せるダイエットとは?健康的な摂り方・簡単メニューや注意点も紹介
お米をしっかり摂る
ダイエットというと炭水化物を制限しがちですが、お米をしっかり摂ることも実は重要です。
「日本人の食事摂取基準2020年版」によると身体活動レベルII(普通)では、炭水化物摂取量をごはんに換算すると、年齢や活動量などの個人差はありますが、成人男性でおよそ300g/食、成人女性で200g/食が必要量となります。(略)さらに、ごはんは腹もちがよいので、甘いものや間食がやめられない方はごはん量を増やすことで食べすぎを防いで過剰な摂取エネルギー量を減らすことができます。
引用:農林水産省の公式サイト
適度な炭水化物の摂取は、代謝を上げ筋肉を維持するのに役立ちます。
またお米は消化吸収が良く、血糖値の急激な上昇を抑える効果にも期待できます。
ダイエット中でも、バランスの取れた食事の一部としてお米をしっかり取り入れましょう。
有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)を両方行う
ダイエットで痩せないと悩んでいる人は、有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)の両方を取り入れることが重要です。
有酸素運動は脂肪燃焼に期待できますが、筋トレと組み合わせることでより効果に期待できます。
※参照:公益財団法人 長寿科学振興財団
特に筋トレの後に有酸素運動を行うことで、脂肪燃焼効果を高められる可能性が高いです。
筋トレで分泌される成長ホルモンが、その後の有酸素運動での脂肪燃焼を促進するためです。
両方のトレーニングを組み合わせることで、基礎代謝を上げ、より長期的な目線で引き締まった身体を目指せます。
下記ではダイエット中におすすめの有酸素運動を紹介しています。
>>ダイエットに効果的な有酸素運動とは?消費カロリーや自宅で簡単に行える方法も紹介
良質な睡眠をとる
ダイエットしても痩せない人は、良質な睡眠をとるように心がけましょう。
良質な睡眠は、ホルモンバランスの調整や代謝の維持に重要です。
睡眠不足は食欲を増進させるホルモン(グレリン)の分泌を増やし、食欲を抑制するホルモン(レプチン)の分泌を減少させます。
これにより、過食や間食が増える傾向があります。
※参照:京都産業保健総合支援センター
質の良い睡眠をとるには、下記のポイントを意識してみてください。
- 就寝時間と起床時間を一定に保つ
- 寝室の環境を整える(適切な温度、湿度、暗さなど)
- 就寝前のブルーライトを避ける
一定の時間に就寝し起床することで、体内時計が整い深い睡眠がとりやすくなり、良質な睡眠につながります。
睡眠の質が改善されることでストレス軽減にもつながり、過食を防ぎやすくなるでしょう。
睡眠には6~8時間ほど確保(※)することが推奨されていますが、自分に適した睡眠時間を見つけることが大切です。
※参照:厚生労働省「良い睡眠の概要」
ダイエットしても痩せない人におすすめの食材3選
ダイエットしても痩せない人におすすめの食材は下記の3つです。
上記のような食材は低カロリーでありながら栄養価が高く、ダイエット中の強い味方です。
どの食材も調理法がいくつかあるので飽きずに摂取できるでしょう。
ダイエット向きの食べ物については下記でも詳しく解説しています。
>>ダイエットに向いている食べ物は?減量におすすめの食品一覧や効果的な食事管理を紹介
オートミール
オートミールは、ダイエットしても痩せない人にとって理想的な食材です。
オートミールの特徴
- 低カロリー
- 低糖質
- 食物繊維が豊富
オートミールの特徴は、低カロリーで低糖質かつ食物繊維が豊富なところです。
食物繊維を多く含むため、腹持ちが良く、空腹感を抑える効果に期待できます。
またゆっくりと消化されるため、血糖値の急激な上昇を防ぎ、過食を抑制する効果も期待できるでしょう。
※参照:J-Stage「穀類に含まれる食物繊維の特徴について」
ダイエット中の主食として白米の代わりにオートミールを選ぶことで、糖質とカロリーを抑えることができます。
鶏ささみ肉・むね肉
鶏ささみ肉とむね肉は、ダイエットしても痩せない人におすすめのタンパク質源です。
鶏ささみ肉・むね肉の特徴
- 脂肪が少ない
- 高タンパク
これらの部位は他の肉類と比べて脂肪が少なく、高タンパクなのが特徴です。
タンパク質は体を構成する重要な栄養素で、筋肉の維持や代謝の向上には必要となります。
鶏ささみ肉やむね肉を積極的に取り入れることで、痩せにくい体質の改善に役立つでしょう。
卵
卵は、ダイエットしても痩せない人にとって優れた栄養源になります。
卵の特徴
- 低カロリー
- 高タンパク
- 脂肪の代謝を促進
卵は低カロリーでありながら、高タンパクで栄養価が高いのが特徴です。
良質なタンパク質を含み、必須アミノ酸のバランスが優れているため、筋肉の維持や代謝の向上に役立ちます。
※参照:JA全農たまご株式会社
さらに卵に含まれるコリンには脂肪の代謝を促進する効果にも期待できるでしょう。
※参照:日本卵業協会
卵は腹持ちが良く満腹感が持続するため、食事の満足度を上げながらカロリー制限を行うのに適しています。
卵を上手に取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取とダイエット効果の両立が目指せるでしょう。
ダイエットしても痩せない人がよく持つ疑問
ダイエットしても痩せない人がよく持つ疑問は下記の通りです。
今現在、ダイエットをしてなかなか結果が出ずに悩んでいる人に役立つ見出しとなっているでしょう。
食べる量を減らしたのに痩せない理由はなぜ?
食べる量を減らしたのに痩せないのは、同じカロリーでも食材によって体重増加の差が異なるからです。
タンパク質や脂質を肉食にするのか魚食にするのかによって差があります。
また1日の摂取カロリーが同じでも、摂取時間によって肥満になる場合も。
具体的に下記のような時間に食事をすると太りやすくなるでしょう。
- 夜遅い時間
- 不規則な時間
夜間は代謝や消化機能が低下するため、摂取したカロリーが脂肪として蓄積されやすくなります。
また食事をバラバラな時間帯にとることも、ホルモンバランスが崩れるため代謝効率の低下につながります。
ダイエット中の食事管理は、食べる量を減らすだけでなく時間帯にも意識を向けましょう。
40代になってからなかなか痩せないのはなぜ?
40代になってから痩せにくくなる理由は2つあります。
- 年齢とともに基礎代謝が低くなる
- 脂肪は加齢により蓄積していく傾向にある
また女性の場合はホルモンバランスの乱れも影響します。
40代のダイエットでは、下記のポイントに着目しましょう。
- 筋トレなどで筋肉量を維持・増加させる
- 適度な有酸素運動を行う
- 年齢に応じた適切な食事管理を行う
適度な筋トレと有酸素運動で基礎代謝を上げ、栄養バランスの良い食事を摂ることで、年齢を問わず効率的なダイエットが目指せます。
水泳をやっているのにあまり痩せないのはなぜ?
水泳をしているのにあまり痩せない場合は、水泳の消費カロリーが思ったほど高くないことが要因としてあります。
水泳と一般的な運動の消費カロリーは、下記の通りです。
- 水泳:約360kcal
- ジョギング:約780kcal
- サイクリング:約330kcal
※50kgの女性が1時間上記の運動を行った場合の消費カロリーの目安
※参照:長寿科学振興財団「運動強度とエネルギー消費量」
水泳は全身運動ですが、浮力があるため体重を支える負荷が少なく、筋肉量の増加があまり期待できません。
また水中では体温が奪われやすく運動後に空腹感が増してしまうため、食事量が増えてしまう傾向があります。
ダイエット効果を高めるには、泳ぐ距離や速度を調整したり他の運動と組み合わせるのがおすすめです。
ダイエットを始めてからいつ頃痩せる?
ダイエットを始めてから効果が現れるまでの期間は個人差がありますが、一般的には1〜2ヶ月程度で変化が感じられるようになります。
体質や状態によって個人差はありますが、健康的なペースでの減量は1週間に0.5〜1kg程度です。
つまり、1ヶ月で2〜4kg程度の減量が理想的とされています。
また体重の減少が見られなくても、体脂肪率や体型に変化が現れることも。
ダイエットの効果は体重計だけでなく、体脂肪計や体型の写真・服のサイズなどで確認するのがおすすめです。
焦らず継続することが、長期的なダイエット成功の鍵となります。
バランスの良い食事・日々の運動・生活習慣を改善してダイエットを成功させよう
本記事では、ダイエットしても痩せない人の特徴と原因やダイエット中のNG行動について解説しました。
ダイエットしても痩せない人にやってほしい行動やダイエットにおすすめの食材も紹介したので、役立てていただければ幸いです。
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なおプロテインはあくまでも栄養補給のサポートができる製品のため、痩せるには食事・運動・生活習慣の改善が大切です。
この記事を読んだことで、ダイエットしても痩せない理由と痩せるためにすべきことをご理解いただけたでしょう。
ダイエットしても痩せない人はぜひ参考にしてください。
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