日々の生活にプロテインを取り入れることを検討中の方には、ホエイプロテインという製品を目にした方も多いでしょう。

ホエイプロテインはプロテインの中でも主流な種類ですが、「WPC」「WPI」「WPH」と3種類の製造方法が存在します。

しかし「自分に合うホエイプロテインはどっち?」「効果はそれぞれ違うの?」といった、疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

結論として「WPC」「WPI」「WPH」の特徴はそれぞれ異なり、目的に合った製品を選ばないと「自分に合わなかった・・」など失敗する可能性があります。

本記事では、ホエイプロテインの製品で多く取り扱われている、「WPC」「WPI」のどちらを選べばいいのか違いなどを交えて解説します。

【本記事で分かること】
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日々の生活において無理なくプロテインを取り入れ続けるためにも、ぜひ参考にしてください。

ホエイプロテインのWPCとWPIを選ぶならどっちがいい?

ホエイプロテインのWPCとWPIを選ぶならどっちがいい?

WPCとWPIのどちらを選ぶか決める際には、以下のような特徴に自分が当てはまるか確認するのがおすすめです。

製法おすすめな人
WPC
(ホエイプロテインコンセントレート)
・プロテインを初めて飲む人
・味重視の人
・コスパを求めたい人
・乳糖不耐症ではない人
WPI
(ホエイプロテインアイソレート)
・脂肪や炭水化物の摂取を制限したい人
・乳糖不耐症の人
・溶けやすさなど飲みやすさを重視する人

タンパク質含有量はWPCが約70~80%・WPIは約85~90%と、WPIのプロテインの方がタンパク質の含有量が高くなっています。

WPCは乳清に含まれるビタミンやミネラルなどの含有量も多いので、他の栄養素も摂取しやすいです。

しかしWPCは乳糖の含有量が高いので乳製品が苦手乳糖不耐症の人は、乳糖の含有率が低いWPI製法のホエイプロテインを選びましょう。

タンパク質以外の栄養素補給をしたい・コスパ重視の人はWPC、純粋にタンパク質を摂取したい・乳糖不耐症の人はWPIを選ぶのがおすすめです。

このようにホエイプロテインの中でもWPC・WPI製法によって特徴がそれぞれ異なるので、自分の目的に合うプロテインを選びましょう。

WPC(ホエイプロテインコンセントレート)とWPI(ホエイプロテインアイソレート)の違いとは?

WPCプロテインから余分な乳糖などの不純物をさらに取り除いたものが、WPIプロテインとなりますが、その他の違いは以下の通りです。

概要WPCWPI
タンパク質含有量約70~80%約85~90%
吸収速度WPIよりは遅いWPCより早い
乳糖含有量多い少ない
値段比較的安い比較的高い

またホエイプロテインでも、WPCとWPIでは以下のように製造方法も異なります。

製造方法特徴
濃縮膜処理法
(WPC)
【製造方法】
・乳清をろ過してフィルターで膜処理した液体を凝縮・乾燥させる製法

【特徴】
・ビタミンやミネラルなどの不純物も含む
・約70~80%とタンパク質含有量は低くなる

【おすすめな人】
・タンパク質以外の栄養素も補給したい人
・価格を重視する人
・乳糖不耐症ではない人
イオン交換製法
(WPI)
【製造方法】
WPCに含まれる不純物を取り除き、タンパク質を濃縮する製法

【特徴】
・タンパク質の純度が高い
・タンパク質含有量が約85~90%に上がる
・吸収がWPCより早い
・乳糖不耐症の人でも飲める

【おすすめな人】
・高純度のタンパク質を摂取したい人
・乳糖不耐症の人

WPCは複雑な製造工程がないので価格が安くコスパも良いと言えますが、WPIは余分な乳糖や脂肪をさらに取り除くので製造工程が複雑な分、価格も高くなります。

またWPCは乳糖を含むので乳製品が苦手・乳糖不耐症の方には向かない可能性がありますが、WPIは乳糖などを限りなく取り除くので乳糖不耐症の方でも摂取可能です。

このようにWPCとWPIは製造工程やタンパク質の純度が異なるので、コスパを求める方はWPC・高純度のタンパク質を求める方はWPIなど目的に合う方を選びましょう。

ホエイプロテインのWPC・WPIを飲むメリット・デメリットは?

ホエイプロテインのWPC・WPIを飲むメリット・デメリットは?

ホエイプロテインのWPC・WPIを飲むメリット・デメリットは、以下の通りです。

WPCは価格が安い・WPIはタンパク質の含有量が多いなどのメリットがありますが、反対にタンパク質の含有量が低い・価格が高いといったデメリットもあります。

同じホエイプロテインでも製法や特徴なども異なるので、それぞれのメリット・デメリットを把握して、自分に合うものを選びましょう。

WPC・WPIを飲むメリット

WPC・WPIを飲むメリットは以下の通りです。

製法特徴
WPC
(ホエイプロテインコンセントレート)
【メリット】
・WPIよりも値段が安い
・ビタミンやミネラルなどタンパク質以外の栄養素が含まれる
・甘みがあるため飲みやすい
WPI
(ホエイプロテインアイソレート)
【メリット】
・タンパク質含有量が約85~90%と高い
・吸収速度がWPCより早い
・糖質と脂質が少ない
・乳糖不耐症の人でも飲める

WPCはビタミンやミネラルなども含まれるため、タンパク質以外の栄養補給も可能です。

また糖質が含まれており、甘みがあるのでプロテインが初めての方でも飲みやすいと言えるでしょう。

一方で、WPIはWPCから余分な不純物を取り除くので、タンパク質の含有量が約85~90%と高くなります。

余分な糖質と脂質も少ないので、カロリーを抑えつつ、タンパク質を摂取したい方に向いていると言えるでしょう。

このようにWPC・WPIを飲むメリットはそれぞれ異なるので、自分に合う方を選ぶのがおすすめです。

WPC・WPIを飲むデメリット

WPC・WPIを飲むデメリットは、以下の通りです。

製法特徴
WPC
(ホエイプロテインコンセントレート)
【デメリット】
・タンパク質の含有量が約70~80%と低い
・カロリーが高い
・乳製品が苦手な人には不向き
WPI
(ホエイプロテインアイソレート)
【デメリット】
・価格が高い
・さっぱりとした味わいで味が控えめ

WPCは価格が安いですがタンパク質の含有量が約70~80%と低く、糖質や脂質なども含まれるのでカロリーも高くなります

またWPCは乳糖を含むので、乳製品が苦手・牛乳アレルギーの方には合わない可能性も。

一方で、WPIはWPCに比べて製造工程が複雑になるので、価格も高くなります。

他の栄養素も除去されるので甘みなど味が控えめになる点は、風味などを求める方にはデメリットです。

ただしWPCはビタミンなどの他の栄養素の補給が可能で、WPIはスムージーなどに混ぜることで美味しく飲めるなどデメリットは解消できると言えるでしょう。

ホエイプロテインとは?種類や特徴を紹介

ホエイプロテインとは?種類や特徴を紹介

ホエイプロテインにはWPCとWPI以外にも、WPHという製造方法が存在し、それぞれの特徴は以下の通りです。

製法特徴
WPC
(ホエイプロテインコンセントレート)
・タンパク質含有量は約70~80%
・不純物が多く、タンパク質純度は比較的低い
・ビタミン・ミネラル/乳糖の含有量が多い
・カロリーが比較的高い
・WPIよりは吸収が遅い
・値段は比較的安い
WPI
(ホエイプロテインアイソレート)
・タンパク質含有量は約85~90%
・不純物が少なく、タンパク質の純度が高い
・ビタミンやミネラルの含有量が低い
・カロリーが比較的低い
・乳糖不耐症の人でも飲める
・WPCより吸収が早い
・値段は比較的高い
WPH
(ホエイプロテインハイドロリゼート)
・タンパク質含有率は約90%
・タンパク質をペプチドに加水分解しており、吸収が速い
・WPC/WPIよりも値段が高い

このようにホエイプロテインは3種類が存在し、それぞれ製造方法が異なるので、自分の目的に合ったプロテインを選ぶのがおすすめです。

例えば以下のような場合は、それぞれ選ぶ種類も異なります。

  • コスパを求めたい人:WPC
  • 牛乳でお腹が緩くなりやすい:WPI
  • タンパク質含有率が高いもの選びたい:WPH

プロテインを失敗せずに選ぶには、ホエイプロテインの特徴を把握して、自分に合うものを選ぶのが重要といえます。

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効率良く栄養補給するならプロテインがおすすめ!

効率良く栄養補給をする場合は、プロテインがおすすめです。

栄養補給におすすめなULTORAのプロテイン情報を以下で紹介しています。

ぜひ参考にして、自分のお気に入りのプロテインを見つけてくださいね。

スローダイエットプロテイン

スローダイエットプロテインの特徴
スローダイエットプロテイン
概要詳細
フレーバー・黒ゴマきなこ
・クリアヨーグルト
・あずきミルク
・カフェラテ
・ブルーベリー
・レモンケーキ風味
成分表:1食分(30g)当たり・エネルギー 113kcal
・たんぱく質 21.0g
・脂質 1.4g
・炭水化物 4.2g
・糖質 3.7g
・食物繊維 0.5g
・食塩相当量 0.2g
・ビタミンC 27mg
・ナイアシン 6mg
・パントテン酸 3.5mg
・V.B6 0.8mg
・V.B2 0.8mg
・V.B1 0.7mg
・V.B12 2.7μg
価格・400g:2,745円
・1000g:4,646円
価格はすべて税込みです

カゼイン・ホエイプロテインを独自ブレンドで配合したスローダイエットプロテインは、他にも以下のような特徴があります。

  • 腹持ちが良く、食事の置き換えにおすすめ
  • 水に溶けやすい
  • 植物由来の甘味料を使用

スローダイエットプロテインは腹持ちが良く、食事の置き換えダイエットに取り入れるのもおすすめです。

水にしっかり溶けるため、ダマになりにくく、粉っぽさが無いので飲みやすくなっています。

植物由来の甘味料「ステビア」を使用しているので、プロテイン特有の甘ったるさがなく毎日でも無理なく続けられるでしょう。

腹持ちの良さと飲みやすさを併せ持ち、毎日の栄養補給を美味しく続けられるスローダイエットプロテインを取り入れてみてください。

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ホエイダイエットプロテイン

ホエイダイエットプロテインの特徴
ホエイダイエットプロテイン
概要詳細
フレーバー・カスタードプリン
・チャイティー
・ティラミス
・チョコレート
・抹茶ラテ
・クリアストロベリー
・ココナッツチョコレート
・フルーツオレ
・ほうじ茶ラテ
・紫芋
・キャラメルナッツ
成分表:1食分(30g)当たり・エネルギー: 117kcal
・たんぱく質: 22.6g
・脂質: 1.5g
・炭水化物: 3.1g
・糖質: 2.4g
・食物繊維: 0.7g
・食塩相当量: 0.1g
・ビタミンC: 27mg
・ナイアシン: 6mg
・パントテン酸: 3.5mg
・ビタミンB6: 0.8mg
・ビタミンB2: 0.8mg
・ビタミンB1: 0.7mg
・ビタミンB12: 2.7μg
価格・450g:2,745円
・1000g:4,859円
※表示価格は全て税込みです

ホエイダイエットプロテインは、毎日でも飲み続けやすい美味しさを追求した製品で、以下のような特徴を持っています。

  • 甘さ控えめ
  • 粉っぽさがない
  • 様々なフレーバー展開

植物由来の甘味料「ステビア」を使用しており、甘すぎるのは苦手な方でもスッキリとしたテイストで飲みやすくなっています。

水に溶けやすく、ダマにになりにくくいので、プロテイン特有の粉っぽさも気になりません。

様々なフレーバーを展開しているので、自分のお気に入りの味を見つけられます。

毎日飲んでも飽きのこない美味しさにこだわったホエイダイエットプロテインで、毎日の栄養補給を無理なく続けましょう。

\自由に選べるお得な2個セットあり/


ソイダイエットプロテイン

ソイダイエットプロテイン
ソイダイエットプロテイン
概要詳細
フレーバー・モンブラン
・ミルクティー
・バナナ
・ココア
・杏仁
成分表:1食分(20g)当たり・エネルギー:76kcal
・たんぱく質:15.1g
・脂質:0.6g
・炭水化物:2.7g
・糖質 (エリスリトール除く):2.63g
・食塩相当量:0.4g
・ビタミンC:42.0mg
・ビタミンB1:1.2mg
・ビタミンB6:1.3mg
・ナイアシン:6.0mg
・パントテン酸:3.2mg
・葉酸:100.0μg
価格500g:3,030円
※表示価格は全て税込みです

ソイダイエットプロテインは大豆本来の風味を活かした製品で、他にも以下のような特徴があります。

  • 腹持ちが良い
  • ベジタリアン・ヴィーガンの方でも摂取できる
  • 水に溶けやすく飲みやすい

ソイダイエットプロテインは腹持ちが良いので、食事の置き換えなどにもおすすめです。

大豆由来の成分なのでベジタリアン・ヴィーガンの方や乳製品が苦手な方でも、安心して摂取できます。

水に溶けやすいので、プロテイン特有の粉っぽさも気にならずに、飲みやすいです。

大豆本来の風味を活かしたソイダイエットプロテインで、毎日の栄養補給を美味しく続けましょう。

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ホエイプロテインのWPCとWPIに関するよくある質問と回答

ホエイプロテインのWPCとWPIに関するよくある質問と回答は、以下の通りです。

プロテインには様々な種類が存在するので、失敗せずに選ぶには自分の目的に合うものを選ぶのが大切です。

自分に合うプロテインを選ぶためにも、事前に疑問を解消しておきましょう。

ホエイプロテインとソイプロテインの違いは?

ホエイプロテインとソイプロテインの違いは、以下の通りです。

種類特徴
タンパク質の種類【ホエイプロテイン】
・動物性タンパク質
⇒肉、魚、卵、乳・乳製品に含まれるタンパク質

【ソイプロテイン】
・植物性タンパク質
⇒大豆・大豆製品に含まれるタンパク質
消化吸収の速さ【ホエイプロテイン】
・吸収が速い

【ソイプロテイン】
・ゆっくりと吸収される
【ホエイプロテイン】
・水に溶けやすく飲みやすい

【ソイプロテイン】
・クセのある味わいで飲みにくい場合がある

ホエイプロテインは消化吸収が早く、タンパク質を補給したい方におすすめです。

一方で、ソイプロテインはゆっくりと吸収されるため、食事の置き換えなどにも向いています。

またホエイプロテインは動物性タンパク質、ソイプロテインは植物性タンパク質なのでヴィーガン・ベジタリアンな方でも摂取できます。

このようにホエイプロテインとソイプロテインは、タンパク質の種類が異なる点が大きな違いといえるでしょう。

ホエイプロテインのおすすめの選び方は?

ホエイプロテインを選ぶ際には、以下のポイントに注目するのがおすすめです。

概要詳細
製法▼特徴
【WPC】:タンパク質以外の栄養素が補給できる/値段が安い
【WPI】:高純度のタンパク質が補給できる/値段が高い
【WPH】:WPC/WPIよりも値段が高い
タンパク質含有量▼タンパク質含有率が高いほど効率的に摂取可能
【WPC】:約70~80%
【WPI】:約85~90%
【WPH】:約90%
【WPC】:甘みがある/乳糖が含まれるので個好みに人差がある
【WPI】:WPCと比べて甘みが少ない/クセが少ない
【WPH】:WPCやWPIと比べて乳糖の甘みが少ない/クセが少ない
タンパク質以外の栄養素【WPC】:ビタミン・ミネラル/脂肪や炭水化物も含まれる
【WPI】:タンパク質以外の栄養素は少ない
【WPH】:タンパク質以外の栄養素は少ない

ホエイプロテインには3種類の製造方法が存在し、それぞれ特徴が異なります。

タンパク質を補給したい場合はタンパク質含有量、無理なく続ける場合は自分好みの味といった形で、目的に合うものを選ぶのが重要です。

WPIとアイソレートの違いは?

ホエイプロテインアイソレートを略したものが「WPI」であり、アイソレートとは表記が異なるだけで、違いはありません

WPIとはWPCに含まれる不純物を取り除き、タンパク質を濃縮する製法で純度が高く、タンパク質含有量も約85~90%と高いです。

乳糖も限りなく取り除いているので、乳糖不耐症の人でも飲めるようになっています。

コスパや日常的な栄養補給ならWPC、高純度のタンパク質ならWPIを選ぶのがおすすめ!

WPCとWPIには、以下のようなメリット・デメリットがあります。

製法特徴
WPC
(ホエイプロテインコンセントレート)
【メリット】
・WPIよりも値段が安い
・ビタミンやミネラルなどタンパク質以外の栄養素が含まれる
・甘みがあるため飲みやすい

【デメリット】
・タンパク質の含有量が約70~80%と低い
・カロリーが高い
・お腹が緩くなる場合がある
WPI
(ホエイプロテインアイソレート)
【メリット】
・タンパク質含有量が約85~90%と高い
・吸収速度がWPCより早い
・糖質と脂質が少ない
・乳糖不耐症の人でも飲める

【デメリット】
・価格が高い
・さっぱりとした味わいで味が控えめ

WPCはタンパク質の含有量が約70~80%ですが、ビタミンやミネラルなどタンパク質以外の栄養素が含まれており、コスパが良いです。

一方で、WPIはWPCに含まれる不純物を取り除くので、高純度のタンパク質となり、タンパク質含有量も約85~90%と高くなります。

またWPCは乳糖が含まれるので乳製品の味が苦手という方は、乳糖を限りなく取り除いたWPIを選ぶのがおすすめです。

このようにホエイプロテインの中でも製造方法によって特徴が異なるので、自分の目的に合う製品を選ぶのが大切です。

\自由に選べるお得な2個セットあり/