ダイエットや筋トレの際にプロテインを取り入れている方の中には、牛乳と水のどちらで割るのが効果的か疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
プロテインを牛乳と水で割る場合、それぞれ異なる効果が期待できるので、自分の目的に合う組み合わせを選ぶのがおすすめです。
本記事では、プロテインを牛乳・水で割るそれぞれのメリット・デメリットや、プロテインを牛乳で割った時の栄養素を紹介しています。
【本記事で分かること】
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それぞれの割り方に適している人の特徴も紹介しているので、自分の目的に合う割り方を知って、効率良くプロテインを摂取するためにも、ぜひ参考にしてください。
プロテインを牛乳で割るメリット・デメリット
プロテインを牛乳で割るメリット・デメリットは、以下の通りです。
- メリット
⇒牛乳に含まれる栄養素も摂取できる - デメリット
⇒カロリー摂取量が増えるリスクがある
下記ではそれぞれのメリット・デメリットについて紹介しています。
牛乳との組み合わせで得られる効果を確認して、自分に合った割り方を見つけるためにも、ぜひ参考にしてください。
メリット|牛乳に含まれる栄養素も摂取できる
プロテインを牛乳で割るメリットは、以下の通りです。
- 牛乳に含まれる栄養素も摂取できる
- 味わい深くなる
- 腹持ちが良い
プロテインを牛乳で割ることで、カルシウムやビタミンD・ビタミンB群や動物性タンパク質など、牛乳に含まれる栄養素も一緒に摂取できます。
また牛乳の持つクリーミーな風味がプロテイン特有の粉っぽさを和らげて、より滑らかな口当たりになり、飲みやすくなります。
牛乳に含まれる脂質や乳糖(ラクトース)により、プロテイン飲んだ際の満腹感を持続させることで、間食や過食防止にも。
牛乳と割ることで、味に敏感な方やプロテインの風味が苦手な方でも無理なく健康的に摂取できて、満腹感を維持しながら栄養バランスを整えられます。
デメリット|カロリー摂取量が増えるリスクがある
プロテインを牛乳で割るデメリットは、以下の通りです。
- カロリー摂取量が増えるリスクがある
- 乳製品に敏感な方には向かない
プロテインを牛乳で割ると、牛乳に含まれる脂質や炭水化物も同時に摂取されるため、水で割った場合と比べてカロリーが高くなります。
カロリーが気になる方は、乳脂肪分の含有量が少ない低脂肪牛乳を使用することで、カロリーを抑えながらも栄養補給が可能です。
また乳製品に敏感な方は、牛乳を摂取することで消化不良や腹痛・下痢などの症状が現れる場合があります。
牛乳で不調を起こしたことのある方は、乳糖を含まないお腹に優しい植物性由来の豆乳などで割ると、美味しく飲めて栄養素も補えるでしょう。
プロテインを水で割るメリット・デメリット
プロテインを水で割るメリット・デメリットは、以下の通りです。
- メリット
⇒脂質と糖質を抑えられる - デメリット
⇒食事の置き換えや間食には向かない可能性がある
下記では、それぞれのメリット・デメリットの例を挙げて紹介しています。
プロテインを水と牛乳のどちらで割るのが自分に適しているのか知るためにも、ぜひ参考にしてください。
メリット|脂質と糖質を抑えられる
プロテインを水で割るメリットは、以下の通りです。
- 脂質と糖質を抑えられる
- コストを抑えられる
- 食事とのバランスが調整しやすい
プロテインを水で割ることで、脂質と糖質を抑えられて、余分なカロリーを摂取することなく栄養補給ができます。
また水で割る場合、牛乳や他の飲料を購入する必要がないので、コストも抑えられます。
水を使用することで、プロテイン以外の栄養素を追加せずに摂取できるので、カロリーや栄養素のバランスを細かく管理したい方にもおすすめです。
このようにプロテインを水で割ることは、コストを抑えたい・栄養バランスやカロリーを自分で調整したい方に適しているでしょう。
デメリット|食事の置き換えや間食には向かない可能性がある
プロテインを水で割るデメリットは、以下の通りです。
- 食事の置き換えや間食には向かない可能性がある
- プロテインの風味が際立つ
プロテインを水で割る場合、食事の置き換えや間食として利用するには向かない可能性があります。
牛乳で割るよりも胃に溜まりくく空腹感を感じやすくなる場合があるので、ダイエット中の方や間食を抑えたい方には、デメリットとなるでしょう。
また牛乳で割る場合と比べて味や風味が薄くなりやすく、プロテイン特有の粉っぽさが際立ち、飲みづらく感じる場合もあります。
水で割る場合はシェイカーで十分に混ぜることで、ダマになりづらく・飲みやすくなるので、粉っぽさが無くなるまで振りましょう。
また水に溶けやすいプロテインを選ぶのも、美味しく飲むためのポイントです。
プロテインを牛乳・水で割った時のそれぞれ栄養素を比較|低脂肪牛乳なら脂質を抑えられる
プロテインを牛乳・水で割った時のそれぞれ栄養素は、以下の通りです。
項目 | 牛乳で割った場合※1(200ml) | 水で割った場合(200ml) |
---|---|---|
カロリー | 255kcal | 117kcal |
タンパク質 | 29.2g | 22.6g |
炭水化物 | 12.9g | 3.1g |
脂質 | 9.3g | 1.5g |
カルシウム | 220mg | 記載なし |
その他のビタミン・ミネラル | ・ビタミンC: 29mg ・ビタミンB6: 0.88mg ・ビタミンB2: 1.10mg ・ビタミンB1: 0.78mg ・ビタミンB12: 3.34μg | ・ビタミンC: 27mg ・ビタミンB6: 0.8mg ・ビタミンB2: 0.8mg ・ビタミンB1: 0.7mg ・ビタミンB12: 2.7μg |
※1:参照 厚生労働省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
水で割る場合は牛乳よりカロリーが低く、余分な脂質や炭水化物を摂取せずに、純粋なプロテインの栄養素のみを補給できます。
牛乳で割った場合、牛乳に含まれる栄養素も一緒に摂取できるため、栄養価が高まりますが、その分牛乳のカロリーも追加されます。
しかし低脂肪牛乳を使用することで、カロリーを抑えながらカルシウムなどの栄養素をしっかりと補給できるため、健康を維持しつつ、カロリーを抑えたい方に適しているでしょう。
プロテインを牛乳または水で割る際に関するよくある質問と回答
プロテインを牛乳または水で割る際に関するよくある質問と回答は、以下の通りです。
下記では牛乳と豆乳のどちらで割るのが良いのかや、摂取するタイミングについて解説しています。
プロテインの牛乳割りについて疑問のある方は、解消するためにも、ぜひ参考にしてください。
プロテインは牛乳と豆乳のどちらで割るのが良い?
プロテイン牛乳と豆乳のどちらで割るのもおすすめですが、摂取できる栄養素や目的は以下のように異なります。
概要 | 牛乳 | 無調整豆乳 |
---|---|---|
カロリー | 61cal | 44cal |
タンパク質 | 4.22g | 4.18g |
脂質 | 9.16g | 9.02g |
炭水化物 | 3.87g | 4.07g |
カルシウム | 110mg | 15mg |
プロテインを牛乳で割った場合は、カルシウムなどの栄養素を豊富に摂取できます。
しかし過剰摂取によりカロリー過多になる場合があるので、ダイエット中の方などは無調整豆乳を選ぶと、ヘルシーに摂取できます。
豆乳で割る場合は豆乳由来の栄養素や、植物性タンパク質を摂取できるので、栄養バランスを整えやすくなるでしょう。
しかし大豆独自の風味が苦手な人は、飲みづらさを感じる場合もあるので、自分の好みや栄養バランス・健康目標に応じて選ぶことが重要です。
牛乳だけでもプロテインの代わりになる?
牛乳とプロテインは以下のように栄養素が異なるので、プロテインの代わりにはなりません。
項目 | 牛乳※1(200ml) | プロテイン(30g) |
---|---|---|
カロリー | 138kcal | 117kcal |
タンパク質 | 6.6g | 22.6g |
炭水化物 | 9.8g | 3.1g |
脂質 | 7.8g | 1.5g |
カルシウム | 220mg | 記載なし |
※1 厚生労働省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
上記のように、プロテインはタンパク質を豊富に含み、牛乳はカルシウムを豊富に含むため、それぞれ栄養素は異なります。
牛乳の栄養素とプロテインの栄養素を両方摂取したい方は、プロテインを牛乳で割ると栄養価がさらに高くなるため、自分の摂取したい栄養素を把握して、適量を摂取しましょう。
寝る前にプロテインを牛乳で飲むと太る?
寝る前にプロテインを牛乳で飲むと太るかどうかは、個々のライフスタイルや、1日の総カロリー摂取量によって決まります。
プロテインを牛乳で割ることでカロリーが増加し、カロリーを消費しきれない場合、体内に蓄積される可能性があり、体重増加につながる場合があります。
寝る前に限らず、1日の総カロリー摂取量が消費カロリーを上回ると体重増加につながるため、ダイエット中は、摂取する量やカロリーに気をつけることが重要です。
プロテインと一緒に摂取してはいけないものはある?
プロテインと一緒に摂取してはいけないものは、以下の通りです。
- ジャンクフード
- アルコール
ジャンクフードは高脂肪・高糖質であり、栄養価が低いことが多く、タンパク質の摂取を妨げる場合もあるため、プロテインと一緒に摂取するのは避ける必要があります。
またアルコールは、肝臓での代謝を優先させるため、タンパク質の吸収の妨げになる可能性があるので、プロテインを摂取する際には、アルコールの摂取を控えることが推奨されます。
上記の食品や成分に注意することで、プロテインの効果を引き出し、運動後やトレーニングの目的に応じた摂取方法を心がけることで、より効果的な栄養補給が可能です。
プロテインを牛乳で割るか・水で割るかで効果は異なる!自分に合う方法で摂取しよう
プロテインを牛乳・水で割るメリット・デメリットは、それぞれ以下の通りです。
項目 | メリット・デメリット |
---|---|
牛乳 | 【メリット】 ⇒牛乳に含まれる栄養素も摂取できる 【デメリット】 ⇒カロリー摂取量が増えるリスクがある |
水 | 【メリット】 ⇒脂質と糖分を抑えられる 【デメリット】 ⇒食事の置き換えや間食には向かない可能性がある |
プロテインを牛乳で割る場合、牛乳に含まれる栄養素も一緒に摂取できますが、その分総カロリーも増えるので、カロリーコントロール中の方は注意が必要です。
一方、水で割る場合は、脂質と糖分を抑えられヘルシーに摂取できますが、胃に留まりにくく食事の置き換えや間食には向かない場合があります。
割り物のカロリーが気になる方は、水や低脂肪牛乳・無調整豆乳で割るとヘルシーに飲めるので、ダイエット中でも安心して摂取できます。
またプロテインを牛乳で割る場合、スッキリしたフレーバーで割るとクリーミーな風味が増し、甘みの強いフレーバーで割るとスイーツ感が増して美味しく摂取できるメリットも。
以下では牛乳や水で割るのにおすすめなプロテインについて紹介しているので、自分の好みの製品を選ぶためにも、ぜひ参考にしてください。
概要 | 詳細 |
---|---|
フレーバー | ・黒ゴマきなこ ・クリアヨーグルト ・レモンケーキ ・あずきミルク ・カフェラテ |
成分表:1食分(30g)当たり | ・エネルギー 113kcal ・たんぱく質 21.0g ・脂質 1.4g ・炭水化物 4.2g ・糖質 3.7g ・食物繊維 0.5g ・食塩相当量 0.2g ・ビタミンC 27mg ・ナイアシン 6mg ・パントテン酸 3.5mg ・V.B6 0.8mg ・V.B2 0.8mg ・V.B1 0.7mg ・V.B12 2.7μg |
価格 | ・450g:2,890円 ・1000g:4,890円 |
スローダイエット(カゼイン)プロテインは、以下の特徴を持ちます。
- 腹持ちが良い
- 甘味料は植物由来のステビアを使用
- 様々なフレーバーが展開
スローダイエットプロテインは腹持ちが良く、間食や食事の置き換えにも適しています。
甘味料は植物由来のステビアを使用しているので、自然な甘さが特徴的で、牛乳や豆乳で割っても風味を損なうことなく摂取できます。
黒ゴマきなこやあずきミルクなどの甘みの強いフレーバーは、牛乳で割って飲むとよりスイーツ感が増して、美味しく摂取できるでしょう。
スローダイエットプロテインは、牛乳で割ってよりミルキーに飲みたい方や、満腹感を維持したい方におすすめのプロテインです。
\サラっとしていて飲みやすい!/