プロテインとニキビの関係性は？栄養素と活用方法を徹底解説

プロテインを摂取するにあたり、副作用のリスクが気になる方も多いはずです。

巷ではニキビができやすくなるといった噂もあり、普段から肌荒れしやすい方は関係性が気になるでしょう。

結論、プロテインが直接的なニキビの原因になるとは言い切れません。

そこで本記事では、そもそもニキビができる原因からさかのぼってニキビとの関係性を解説します。

プロテインを飲んでも大丈夫か不安な方はぜひ最後までご覧ください。

プロテインとニキビの関係性

冒頭でも言及した通り、プロテインがニキビの原因になるとは言い切れません。

しかしプロテインの種類によっては、身体に合わない場合もあるので注意してください。

例えばホエイプロテインは、牛乳由来のタンパク質を主成分とした栄養補助食品です。

栄養補助食品とは
食事だけでは必要量を摂取できない栄養素を補うことを目的とした食品です。
※参照：一般財団法人日本消化器病学会

ヨーグルトの上澄みにある透明な液体もホエイであり、「乳清（にゅうせい）」とも呼ばれています。

牛乳を飲んでおなかを壊した経験がある・おなかが張るような症状を感じた方は、ホエイプロテインが合わない可能性があるでしょう。

そのような経験がない場合、ニキビができたとしても他の原因によるものと考えられます。

そもそもニキビができる原因は？

ここではニキビができる原因を解説します。

原因を理解していないままだと、肌荒れの改善に時間がかかる可能性があります。

自身に当てはまる項目はないか確認して、ニキビの改善に役立ててください。

栄養不足

ニキビができる要因の一つに栄養不足が続いてる状態が考えられます。

栄養バランスが偏ると、肌の代謝が損なわれたり顔の皮脂が増えたりする可能性が高いです。
※参照：東洋大学

毛穴詰まりもニキビにつながりやすいため、スキンケアだけで改善を目指すのは難しいでしょう。

ニキビが気になる場合は、栄養バランスを整えるのがおすすめです。

暴飲暴食やお菓子の食べ過ぎは控えて、バランスの良い食生活を心掛けましょう。

睡眠不足

睡眠不足はニキビができる・悪化させる原因の一つです。

寝ている間の身体の中では成長ホルモンが分泌されるため、睡眠不足が続くとホルモンバランスが乱れます。

ホルモンバランスが乱れると肌の代謝が損なわれて皮脂が毛穴につまり、ニキビの原因になるでしょう。

良い睡眠は、心血管、脳血管、代謝、内分泌、免疫、認知機能、精神健康の増進・維持に重要であり、睡眠が悪化することで、これに関連したさまざまな疾患の発症リスクが増加し、寿命短縮リスクが高まることが報告されています。

引用：厚生労働省

また睡眠不足が原因でホルモンバランスが崩れると、体調不良につながる可能性も。

しっかりと睡眠を取り、体調を整えることが大切です。

ストレス

ストレスは肌や体調に大きく影響を与える要素です。

というのも、心理的ストレスを受けると自律神経が乱れる可能性があります。

身体は自律神経などのバランスによって調整されているので、ホルモンバランスの乱れにつながるのです。
※参照：厚生労働省

ホルモンバランスが崩れると皮脂の分泌が増える場合もあり、ニキビができやすくなります。

ストレスを溜めないよう休息をとって、ニキビを予防しましょう。

身体に重要な栄養素

ここでは人体にとって重要な栄養素を4点まとめました。

どれかが足りないと栄養バランスが乱れてしまうリスクがあります。

普段の食事と照らし合わせて、栄養補給ができているか確認してください。

タンパク質

タンパク質はお肉やお魚に多く含まれる栄養素です。※参照：厚生労働省

下記ではタンパク質を含む食品とグラム数の一例をまとめました。

食べ物	タンパク質
ささみ	23g
豚ロース肉	22g
牛もも肉	19g
ツナ	18g
カツオ	25g

仕事で忙しかったりすると、ラーメンやパンだけで食事を済ませてしまうことも多いでしょう。

普段の食事にはお肉とお魚を積極的に取り入れるのがおすすめです。

ビタミンC

ビタミンCはフルーツに多く含まれている栄養素です。※参照：厚生労働省

皮膚や血管に存在するコラーゲンには細胞をつなげる役割があり、肌の弾力や柔軟性と関係しているのです。

コラーゲンの生成を促すビタミンCの一例をまとめました。

食べ物	ビタミンC	量
アセロラジュース	120mg	100ml
レモン	100mg	1個
オレンジ	78mg	1個
柿	70mg	1/2個
キウイ	69mg	1個
イチゴ	50mg	5個

日本は先進国の中でもフルーツの摂取量が比較的少ないと言われています。※参照：農林水産省

酸味が強いフルーツも多いですが、甘みがあるフルーツでもビタミンCは豊富に含まれているので好みのものを選びましょう。

ビタミンB群

ビタミンB群は特定のお肉やお魚に多く含まれています。

下記がその一例です。

食べ物	ビタミンB群	グラム
豚ヒレ肉	1.3mg	100g
うなぎ	0.5mg	100g
玄米	0.07mg	100g
納豆	0.22mg	40g
カツオ	19mg	100g

幅広い食品に含まれているので比較的取りやすい栄養素です。

食事からバランス良くビタミンB群を摂取してください。

食物繊維

食物繊維は主に野菜やキノコ類に含まれている栄養素です。

下記に一例をまとめました。

食べ物	食物繊維	グラム
さつまいも	2.8g	200g
こんにゃく	3g	170g
えのきたけ	3.9g	100g
ごぼう	5.7g	180g
ブロッコリー	5.1g	250g

野菜が苦手な方も多いですが、お芋やこんにゃくにも豊富に含まれています。

日本人の食物繊維の摂取量は年々減少傾向にあるので、積極的に摂取するのがおすすめです。
※参照：厚生労働省

プロテインは手軽に栄養補給ができる

プロテインは、タンパク質をはじめとした栄養素が含まれる栄養補助食品です。

食事だと栄養素の組み合わせを考える工夫が必要ですが、プロテインなら手軽に栄養補給ができます。

栄養素	配合量
タンパク質	23g
脂質	0.8g
糖質	2.4g
食物繊維	0,4g
ビタミンC	27mg
ビタミンB6	0.8mg

粉末タイプが一般的ですが、ゼリータイプやプロテインバーも販売されているので場所を選ばず栄養補給できるでしょう。

またプロテインは味の種類が豊富で甘い味付けが多く、好みの味を見つけやすいです。

おなかにも溜まりやすいので、おやつ感覚で間食の代わりに飲むのもおすすめ。

ULTORAのプロテインは甘味料にステビアを使用しており、飲みやすさと風味にこだわっています。

プロテイン特有の粉っぽさを抑えてあるので、スッキリと飲みやすく継続しやすいでしょう。

コストがかかる点には注意

プロテインは栄養補給に使いやすいですが、コストがかかる点に注意してください。

メーカーにより異なるものの、プロテインゼリーとプロテインバー1回分のため粉末タイプより高めです。

ただ粉末タイプのプロテインは大容量なので、初期費用はかかりますが長い目で見ると安いでしょう。

グラム	値段
450g	2,890円 （税込み）
1kg	5,115円 （税込み）

コストを抑えたい方は粉末タイプのプロテインがおすすめです。

肌荒れとプロテインに関してよくある質問

ここでは肌荒れとプロテインについてよくある質問をご紹介します。

プロテインはどれくらい飲んでも良いのか、飲み方について気になる方も多いでしょう。

プロテインを飲みたい方は事前に確認してください。

一日にどれくらい飲んで良いの？

メーカーにより異なりますが、一日2～3回程度と明記されている場合が多いです。※参照：ULTORA

間食の代わりや食事のタイミングで飲めば続けやすいでしょう。

しかし栄養の摂りすぎには注意が必要です。

厚生労働省の研究結果によると、一日に必要なタンパク質の量は「男性で約65g」「女性で約50g」と発表されています。
※参照：厚生労働省

一日2～3回を目安に食事と組み合わせながらプロテインを飲みましょう。

一緒に食べない方が良いものってある？

プロテインと一緒に食べない方が良いものはありません。

どんな食事と合わせても大丈夫です。

しかしプロテインは甘い味付けが多いので、個人差はありますが食事に合わない場合があります。

単体でも使用できるため、起床後や間食の代わり・就寝前でも無理なく飲みやすいでしょう。

自身の生活習慣に合わせてプロテインを取り入れてください。

ニキビが気にならないように栄養補給をしよう

この記事では、ニキビの原因や身体に重要な栄養素について解説しました。

重要な栄養素は下記の通りです。

プロテインはタンパク質をはじめとした栄養素が豊富なので、手軽に栄養補給がしたい方はぜひ検討してください。